大豆イソフラボンの化粧水って実際どうなの?

大豆イソフラボンの化粧水は実際どうなの?と女性が化粧水を顔につけている画像

大豆イソフラボンが入った化粧水を見かけるけれど、いいものなのかな。どんな効果があるのかな」そのように感じている方はいませんか。

大豆イソフラボンという言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。しかし、大豆イソフラボンが果たして何なのか、また、大豆イソフラボンが入った化粧水がどのようなものなのか、詳しく理解できている方は少ないのではないでしょうか。

そこで、こちらの記事では、大豆イソフラボンについて解説します。その上で、大豆イソフラボンの化粧水について口コミの紹介などを通しておすすめポイントや効果について説明していきます。

ぜひ最後までお読みいただき、大豆イソフラボンの力を健康や美容に取り入れてくださいね。

目次

大豆イソフラボンとは

ざるに入った大豆の絵。大豆イソフラボンは天然のフラボノイドの一種であること、女性ホルモンエストロゲンと似た効果を発揮すること、健康や美容に利点をもたらす存在であることを説明。

大豆イソフラボンとは、大豆の胚軸に多く含まれる天然のフラボノイド(有機化合物)の一種です。フラボノイドとはポリフェノールの一種です。ポリフェノールが健康に多くの利点をもたらすことは、これまでの研究で証明されてきました。ポロフェノールといえば、カテキンやアントシアニンなどが有名ですよね。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た化学構造をもちます。エストロゲンは、女性の生殖機能や骨密度の調整に関与するホルモンです。大豆の摂取により、大豆イソフラボンが体内でエストロゲンと似た効果を発揮するとされています。また、大豆イソフラボンは抗酸化作用をもち、体内の細胞にダメージを与える活性酸素を破壊するといわれています。

このように大豆イソフラボンは健康や美容に利点をもたらす嬉しい存在です。具体的には次のような効果を発揮するといわれています。

大豆イソフラボンに期待される効果
  • 更年期症状の緩和
  • 月経前症候群(PMS)の緩和
  • 肌のターンオーバーの促進(エイジングケア)
  • 生活習慣病の予防と緩和
  • 骨粗鬆症の予防と骨の健康維持
  • 乳がんリスクの低下
  • アルツハイマー病の進行停止

大豆イソフラボンの含有量が多い食品は次の通りです。

大豆イソフラボンの含有量が多い食品
  • 納豆1パック(40g):65mg
  • 大豆飲料:125ml:69mg
  • 豆腐1/2丁(110g):55mg
  • 油揚げ1/2枚(75g):52.5g
  • 大豆煮50g:30mg
  • きなこ大さじ1(6g):15.6g
  • みそ大さじ1(18g):7.2g

大豆イソフラボンは、1日に約70~75mg程度を上限とした摂取がのぞましいといわれています。上限を超えて摂取をしてもただちに健康被害が起きるわけではありませんが、大幅な過剰摂取は控えるようにしましょう。食品安全委員会(内閣府機関)によると、1日150mg以下にとどめるのがよいとされています。

とはいうものの、日本人の日常摂取量の平均は20mgとされています。過剰摂取を心配するよりも積極的な摂取を心がける必要がありますね。

また、妊娠中や生理中はエストロゲンの分泌量が多くなっているため、大豆イソフラボンの過剰摂取には念のため気に留めたほうがいいですね。大豆イソフラボンのサプリメント等を上乗せ摂取している場合は医師に相談しましょう。

出典:総合南東北病院|大豆イソフラボン|多く含む食品

内閣府食品安全委員会|大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

大豆イソフラボンの化粧水とは

女性が化粧水を顔につけている画像。大豆イソフラボン入りの化粧水は、大豆イソフラボンの効果が肌から浸透すること、ミストタイプやレチノール入りがおすすめであること、ユーザーの使用感も上々であることを説明。

大豆イソフラボン成分を配合した化粧水があります。

化粧水には大豆イソフラボンの中でも吸収のよいアグリコン型のものが使われています。そのため、皮膚から大豆イソフラボン効果の吸収が期待できます。また、化粧水は洗顔後の素肌の状態に直接つけるものなので、化粧水に含まれる成分が浸透しやすいといえます。よって、大豆イソフラボン入りの化粧水を使うことは、大豆イソフラボンの効果を効率的に肌に浸透させられるスキンケアといえるでしょう。

大豆イソフラボンの化粧水で期待できる効果は次の通りです。

大豆イソフラボンの化粧水で期待できる効果
  • コラーゲンの生成を促し肌のはりや弾力を高める
  • メラニンの生成を抑えシミを防ぐ
  • 女性ホルモンの乱れを改善して肌のターンオーバーを促進する
  • 抗酸化作用を利用してエイジングケアをする

では、化粧水はどれがいいのでしょうか。選ぶときのポイントは次の2つです。

  • ミストやスプレータイプが便利

ミストやスプレータイプの化粧水は、粒子が細かいためより毛穴に浸透しやすくなります。また、ミストやスプレータイプだと入浴後も肌にすぐに吹き付けることができ、手軽に使用できます。

  • レチノール入りの化粧水はさらに優秀

可能であれば、レチノール入りの化粧水を選ぶと肌への相乗効果が期待できます。レチノールとはビタミンAの一種で、エイジングケアに有効な化粧品成分です。大豆イソフラボンとレチノールの両方が配合された化粧水を選ぶことで、より美肌づくりの効果が高まることが期待されます。

実際どうなの?口コミなど

では、実際に使用している人の口コミから、大豆イソフラボンの化粧水の評価を見ていきましょう。

うるおいやしっとり感を求める方に支持されているようですね。

40も後半になると潤いが、欲しくなります。
とってもしっとりです。朝までしっとりです。
朝、洗顔後に塗ってすぐ化粧をすると肌の上でファンデーションがうく感じがありますが塗った後しばらく用事などして、浸透してから化粧をすると、ファンデーションの伸びも良く、最近の私の中のヒット商品です。リピ中です。

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: なめらか本舗 リンクル化粧水 モイスチャライジング N 200ml 豆乳イソフラボン ピュアレチノール(保湿)

▼個人の感想ではありますが、効果を感じている方もいらっしゃいますね。

お風呂上がりに全身にバシャバシャ使っています。
大容量でお手頃価格なので惜しみなく使えるし、なにより肌が明らかに
なめらかになってきました。ざらつきを感じていた部位がつるつるに。

気のせいかもしれませんが腕や足の毛も生えにくくなったような感じです。
イソフラボン効果でしょうか?

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: パエンナ ハトムギ美容水 inダイズイソフラボン 500ml

男性も使用しています。気に入られているようですよ。

男(28歳)ですが、かなり肌の張りが出るようになりました。
また、以前まで脂ギッシュでしたが、保湿クリームと併用したらサラサラ肌に改善されました。

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 良選企画 豆乳化粧水 300ml

ただし、大豆アレルギーの方敏感肌の方は使用に注意しましょう。

まとめ

大豆をスプーンですくっている画像。まとめとして、大豆イソフラボンは健康や美容に嬉しい存在であること、大豆イソフラボンの化粧水は肌のはりや弾力、エイジングケアに期待できること、大豆イソフラボンの力で美肌を目指そうということを説明。

いかがでしたか。

  • 大豆イソフラボンとは天然のフラボノイドの一種で、健康や美容に利点をもたらす嬉しい存在
  • 大豆イソフラボンの化粧水は、肌のはりや弾力を高めたりエイジングケアができる
  • 大豆イソフラボンの化粧水は、ユーザーの使用感も上々

ということをご紹介してきました。

大豆イソフラボンの力を借りたスキンケアで、美肌作りを進めていきましょう!

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